セックスについてのマインドチェンジ

このブログで書きたいと思っていたのが、人生や仕事での考え方、方法論について、あともう一つがセックスについてだ。

正直、私はかなりのスケベである。ムッツリタイプであるから、全くモテないのであるが。また、早漏かつ回数イケる特性を有する。

男性にとって、完全に理解することが難しいのが、女性が感じている気持ちよさについてだ。もちろん演技も混じるのであろうが終始アエギ声が出続けるというのは、男性のイキとは全く性質の異なるものであると言える。男性のイキがずっと継続している、とも解釈できるのかもしれないが、基本的に「発射」と「分泌」という発露の形態の違いからして全く性質の違うものであると推測する。出産の苦痛(これも男性は理解できないのであるが)と引き換えに天から与えられた快楽であるから相当なものであることだけは疑う余地が無い。

セルフプレイ(オナニー)もよいのだが、やはりマッチアップ(セックス)がよい。多くの人が同意できるのではなかろうか。ただし問題なのが、セックスをするためには、結構なお金を支払うか、男女間のコミュニケーションに長けていること、要はモテないといけないということだ。後者の場合は、セックスに至るまでには、さらに相応の時間を掛けて関係を成熟させる必要がある。

どちらにしても金銭的または時間的なコストを支払う。食欲、睡眠欲などと並ぶ基本的な欲求を満たすために過剰なコストを掛ける必要がある。ムッツリタイプのコミュ障にとっては無償のセックスは生涯かけても不可能なのかもしれない。また、人生は有限だ。好機を待っていたら、いつフィジカル的に不能になるかもわからない。根深い欲求不満と焦りを抱えた成人があふれているとしたら、これは資本主義経済において見過ごせない社会的損失なのである。

もちろん、AVもしくはネットのアダルトコンテンツの普及に伴う多様なオナニーインフラの整備に伴い、セルフプレイの急速なデフレ化は進行している。しかし違うのだ。今こそマッチアップの低コスト化、普及を進めるべきなのだ。

「SEXのハードルが異常に低い世界」というAVシリーズがある。挨拶をするように セックスをして性欲を満たす。ブサイクだとかデブだと関係なく、アソコが固くなり、Gスポに至るだけの尺を持ち、ある程度持続可能もしくは回復可能。それらの基礎要件さえ備えていればきっと女性を満足させることはできるはずだ。マッチアップで女性を満足させ、自らの性欲も満たすことができれば自分に自信を持つことができる。北方先生がお悩み相談で「ソープに行け」と言うのはそういうことなのだ。

セックスを恋愛、結婚や出産と切り離し、スポーツやゲームのように健全に楽しめる社会が実現することを望む。きっと二つの意味で一皮むけた自信ありげなイイ男と艶のあるイイ女が増えるであろう。